杏庵の歳時記 白露(其の2)
第四十四候 鶺鴒鳴(せきれいなく)
鶺鴒を知らなくても、チチチチチという高い鳴き声に聞き覚えがある人は多いはず。
水辺に棲みますが、民家の軒下や石垣にも巣を作る身近な存在です。ピンと伸ばした尾を上下に振りながらちょこちょこ歩く様子からイシタタキなどの異名がつけられました。
「古事記」には伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊奘冉尊(いざなみのみこと)が愛を交わす際、鶺鴒の尾の動きに倣ったというくだりがあり、「オシエドリ」ともいわれます。
今日、日の出を観察していると 西の空からピーピーピーピーと小鳥の声がする。それが大量の小鳥なものでガチャガチャ(表現が難しい)と聞こえるくらいににぎやかしい。ツグミの渡りだと思うのだが千に近い数だ。それがイナゴの大移動のように薄くはあるが、黒い塊だ。その塊が僕の眼の前でふわっと消えた。大きな音がしたわけでもなく、塊の中の一羽が命令したようにも思えないのだが突然目の前の塊が消えてしまったのだ。なんのことはないそこいらの電線や電柱に10羽20羽ととまったのだ。そして暫くすると皆、一点を見つめ、くちを尖らせて、まるでスタートの合図を待つランナーように真剣な顔をしている(ように見える)。
一番手前の集団が少しおしゃべりを始めた。あとの集団は黙って一点を見つめている。この小集団が司令部か?『ジャングル大帝』のフラミンゴのように大集団が一斉に飛び立つのが見られるのか?司令部集団が飛んだ。後の千羽は飛ばない。ツグミはフラミンゴじゃ ない。後からショボショボきた小さな集団が休憩もとらずに飛んでいく。千羽は一点を見つめたまま。飛ばない。この集団がいつ如何に飛んで行ったのか、私は知らない。だって朝の5時半だもの、寝てしまいました。 長文お付き合い有難う御座いました。
有機
旬の果物は葡萄(ぶどう)
肝と腎の働きを高めて気と血を補う作用のある葡萄には元気をつける作用があります。さらに水分の代謝も円滑になるので、喉の渇きやむくみを改善したり、排尿を促す効果があります。
また、ぶどうの糖は吸収が早いためすぐにエネルギーになり、素早く疲労回復を図ることができます。黒い葡萄の皮にはアントシアニンが多く、視力回復や血圧降下、老化防止作用など様々な効果が期待できます。
葡萄を乾燥させたもの…レーズンですね。
レーズンはレスベラトロールやエピカテキンなどのポリフェノールがたっぷり含まれています。栄養価を考えると緑色のものより、血を補う作用の強い黒いレーズンがオススメ!