はり灸 杏庵

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暦の話

杏庵の歳時記 冬至(其の1)

今日から二十四節気の第二十二 冬至(とうじ)です。

一年でいちばん昼が短く、
夜の長いとき。そしてこれを境少しずつ日脚が伸び、春の訪れを待ちわびる人びとの気持ちも高鳴ります。

冬至は、夜が一番長い日ですね。

東洋医学では、この日に陰の気が一番旺盛になって、明日から陽の気が少しずつ増えてくる(陰極まって陽となる)日と言われています。

陽気は上昇の作用もあります。運気も上がり始める時期です。色々期待しましょう。

第六十四候 乃東生(なつかれくさしょうず)

花の形が矢を人れる容れ物「靫」(うつぼ)に似るところから名づけられた植物「靫草」は、夏になるとか花が枯れ黒くなるため、「なつかれくさ」と称されます。

 また、夏枯草(かこそう)、乃東(だいとう)と呼ばれることもあります。夏から冬にかけていったんその力を弱めた太陽が、冬至の日を境に少しずつ再生していく様と、あらゆる草木が枯れ果てていくこの季節に、この草だけが芽を吹き始める姿が、寒さの中に春への希望をもたらす共通のイメージをかもし出します。

旬の野菜は蓮根(れんこん)

体の余分な熱を冷まして、体に潤いを与える作用があります。特に、肺を潤して働きを高めるので、のどの渇きやせき、痰などの解消に効果的で魂また、血の巡りも改善します。

加熱すると消化力をアップする作用が強くなります食欲増進や慢性の下痢(げり)の改善によいでしよう。

オクラやさといもなどの粘り成分であるムチンも豊富に含み、老化防止やスタミナ増強も期待できます。

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