はり灸 杏庵

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暦の話

杏庵の歳時記 小寒(其の1)

杏庵は今日から仕事始めです。ご来院をお待ちしております。

さて今日から二十四節季の第二十三 小寒(しょうかん)です。

「寒の入り」ともいわれ、世の中では「寒中見舞い」が贈り交わされます。言葉の上では、この後に来る「大寒」の方が寒気の強さを表していますが、「小寒の氷、大寒に解く」という言い伝えもあり、むしろこの小寒の方が、より寒気が意識されるかもしれません。

第六十七候 芹乃栄(せりすなわちさかう)

春の七草のひとつとして知られる芹は、冷たい沢の水辺で育ちます。『日本書紀』に「せり」の名が見られるほど、古くからわたしたちになじみのある食材です。

『万葉集』に、「あかねさす昼は田賜(た)びてぬばたまの夜の暇(いとま)に摘める芹これ」という歌があります。これは芹を摘んで意中の女性に贈った男の歌で、「昼は仕事で忙しく、ようやく夜になってからわずかな暇を見つけて摘んできたのがこの芹ですよ」という心。

昔も今も、季節の風物を人に贈り、ともに楽しむのは、変わらぬ日本人の美意識なのでしょうか。

 

旬の野菜は蕪(かぶ)別名は春の七草のうちにひとつ「スズナ」

五臓を補って身体の中を温め、冷えによる胸や腹部の痛みを緩和します。消化不良や便秘にも効果的。頭に上った気を下げる作用で、のぼせや熱のある吹き出物、イライラ、頭痛にも効果が。

ゆずと組み合わせるとイライラやのぼせに効果的。

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