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暦の話

杏庵の歳時記 小寒(其の2)

2017/01/10

第六十八候 水泉動(しみずあたたかをふくむ)

一年でいちばん寒さの厳しい時期に向かい、人々も背を縮こめて歩く姿が目立ちます。

そうした中、地中では陽気が生じ、凍った泉では水が少しずつ動き始める、そんな様子を表す言葉です。目には見えないけれども、自然界では少しずつ春に向かって変化が起きていることを見逃さない、先人の確かな観察眼を感じ取ることができます。

旬の魚は鯉

古くから養殖されている淡水魚の代表。
赤身と白身の中間の様な味わいながら、鮮度が落ちると淡水魚特有の臭みが生じる為、生きたまま調理し濃いめの味付けに仕上げる料理が多い。
中国では、鯉が滝を登り龍となる、と言い伝えられている事から、龍神の使いとして祝い事などにも重宝されている。

名前の由来は、色が濃い=コイ と付いた説が有力。

コイは雌雄が仲むつまじく、その様子から恋=コイと付いた説もある。
魚偏に「里」と書く由来は、コイの鱗は縦に36枚並んでおり、36町を1里と数えた事から付けられたと言われている。

妊娠中のむくみを改善させたり、母乳の出を良くする効果がある事から、妊婦さんにもお勧めの魚である。

鯉の情報はこちらからコピーさせていただきました。

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